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ワールド工芸 カ3000型の改軌(第2回目) [ワールド工芸 カ3000型]

 車体を組み立てました。

 まず車体を箱にしました。
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 ハンダ孔の近くに支柱(部品)を差し込む孔が存在するため、この孔がハンダで埋まらないように注意したのですが、いくつか埋まってしまいました。上手くハンダ付けできるようになりたいです。未組立の車体は非常に弱く、この状態になるまでは取扱いに神経を使いました。この状態でも取扱い要注意です。

 カプラーポケットと干渉しないように、妻板中央部の裾を削りました。
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 車体が弱いため、この作業には神経を使いました。

 車体を補強しました。
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 2.0mm×4.0mm×2.0mmの真鍮チャンネル材で補強部品を製作し、それぞれ片側端だけ車体にハンダ付けしました。補強部品の工作精度が低いため、両端をハンダ付けすると車体が歪むように考えられたので。片側端だけの固定でも、突張り棒として機能すると思います。

 残りのディテールパーツを取り付けました。
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 屋根を嵌める段階になって、車体が歪んでいることに気が付きました。分解したら元に戻せないような気がしましたので、強引に直しました。このため、妻板にひずみが残っています。さらに、工作中に、細い横棒(鉄棒?)を何カ所か曲げてしまいました。いつもながら、慎重さが足りません。
 色々反省点はありますが、塗装前の工作は終了です。

(ひとまず完)
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ワールド工芸 カ3000型の改軌(第1回目) [ワールド工芸 カ3000型]

 16番のカ3000型のキットを13mmゲージ長軸仕様で組み立てました。このキットはおそらく初回生産品で、商品名に「II」が付いた製品とは構成が違うと思います。

 カプラーをスケール高さに取り付けられるように、床板を加工しました。
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 カプラーを床板に直付けできるように、カプラーのネジの位置にある孔をφ2.0mmに拡げ、そこに外径φ2.0mmの真鍮パイプを差し込んでハンダ付けし、M1.4のネジを切りました。ただ、指定されているIMONカプラーのHO-101を取り付けますと、妻面側からカプラーポケットが丸見えになります。そこで、カプラーポケットが目立たないよう、アームの長いHO-105を奥まった位置に取り付けることにし、元の位置から2mmずれた位置にM1.4のネジを切りました。

 D-3部品を取り付けました。
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 D-3部品はカプラー台座とブレーキ管のブラケットとが一体になった部品です。ブラケットは必要ですが、カプラー台座は不要です。ただ、ブラケットはカプラー台座から伸びており、床板に接触していない(床板から浮いている)ので、そのままでは「ブラケットだけ」を床板に取り付けられません。そこで、ブラケットと床板の間に0.8mm厚の真鍮板を噛ませてブラケットだけを取り付けました。手順としては、D-3部品のブラケットの上面に真鍮板をハンダ付けし、仮止め(位置決め)してこの真鍮板を床板にハンダ付けし、その後にカプラー台座を切り落とす、という流れです。

 改軌パーツを取り付けて軸受けを仮組しました。
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 カプラーの高さは適正になりました。
 
 エアホース以外のパーツを取り付けました。
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 エアホースは、工作中に引掛けて破損させる可能性が高いので、最後に取り付けます。
 中央梁を取り付けたところ、新たに開けたネジ孔にカプラーを取り付けることができなくなりました。中央梁を削ろうかと考えたのですが、綺麗に工作する自信が無かったので止めました。
 ブレーキ管(G-9部品)の取り付け位置がおかしかったのか、ブレーキ管からブレーキ装置に分岐する配管(G-21部品)が取り付けられません。この配管をブレーキ装置に取り付けますと、反対側の端がブレーキ管に対して車幅外側にずれてしまいます。かといって、ブレーキ管を車幅外側にずらすと、ブレーキ管が車輪に接触しそうです。さらに、ブレーキ装置に造形されている締め切りコックがブレーキテコ(G-15部品)に干渉するため、そのままではブレーキテコを取り付けられません。ひとまずブレーキ装置を外側斜め下に曲げることで誤魔化しましたが、かなり見栄えが悪くなりましたので、ブレーキ管をφ0.5mmの真鍮線で作り直しました。

 作り直した後です。
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 ブレーキ管を、車輪に接触せず、かつ、配管(G-21部品)を取り付けられる形状にしました。併せて、ブレーキ管が斜行する位置を変更しました。また、ブレーキ装置の締め切りコックを削り、ブレーキテコと干渉しないようにしました。

 以上で、下回りの工作はいったん終了です。

 ところで、このキットのブレーキ装置と側ブレーキテコ軸受の位置関係は、実車通りなのでしょうか?
 キットの位置関係だと、側ブレーキテコ軸受がブレーキテコに干渉して、ブレーキを掛けられないように思えるのですが・・・

(つづく)
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